「少年H(上)」妹尾河童著、新潮文庫、2000.12.01
479p ¥660 C0193 (2018.08.27読了)(2014.01.19購入)
【目次】
赤盤の兄チャン
タンバリン
オトコ姉ちゃん
ナイフとフォーク
二銭糊
地図と卵
愛
海の子
水害
『三つの宝』
アラヒトガミ
日独伊三国同盟
軍事機密
紀元二千六百年
『不可侵条約』
十二月八日
踏み絵
隣組
防毒マスクとスパイ
汽車の旅
夏休み
欲しがりません勝つまでは
神戸二中入学考査
カミケル号
田森教官
少年Hへ、そして私への手紙 しまおまほ
(「BOOK」データベースより)amazon
神戸の海辺の町に「H」と呼ばれた少年がいた。父親は洋服の仕立て職人。母親は熱心なクリスチャン。二つ年下の妹の四人家族。Hが小学五年生のとき、戦争が始まった。父親がスパイ容疑で逮捕され、Hが大好きな映写技師のお兄ちゃんも、召集を逃れて自殺する。戦争の影が不気味に忍びよってくる。Hは何を見て何を感じたか?戦争を子供の視点で描いた感動の超ベストセラー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2018年8月23日
- 読了日 : 2018年8月27日
- 本棚登録日 : 2018年8月23日
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