雪はよごれていた―昭和史の謎 二・二六事件最後の秘録

著者 :
  • NHK出版 (1988年2月1日発売)
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「雪はよごれていた」澤地久枝著、日本放送出版協会、1988.02.20
249p ¥1,200 C0021 (2018.04.27読了)(2000.07.26購入)(1988.04.20/6刷)
副題「昭和史の謎 二・二六事件最後の秘録」

【目次】
一 封印されてきた闇
二 急報
三 宮中からの「告示」
四 山下奉文と村上啓作
五 長い一日
六 奉勅命令の行方
七 軍法
八 最後の声
九 処刑前後
十 敗れ去るもの
あとがき

☆関連図書(既読)
「松本清張スペシャル」原武史著、NHK出版、2018.03.01
「昭和史発掘(7)」松本清張著、文芸春秋、1968.10.01
「昭和史発掘(8)」松本清張著、文芸春秋、1969.03.10
◆澤地久枝さんの本(既読)
「石川節子」澤地久枝著、講談社文庫、1984.05.15
「滄海よ眠れ(1) ミッドウェー海戦の生と死」澤地久枝著、文春文庫、1987.06.10
「滄海よ眠れ(2) ミッドウェー海戦の生と死」澤地久枝著、文春文庫、1987.07.10
「滄海よ眠れ(3) ミッドウェー海戦の生と死」澤地久枝著、文春文庫、1987.08.10
「家族の樹―ミッドウェー海戦終章」澤地久枝著、文春文庫、1997.05.10
「記録ミッドウェー海戦」澤地久枝著、文芸春秋、1986.06.01
「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」中村哲・澤地久枝著、岩波書店、2010.02.24
内容(「BOOK」データベースより)amazon
激動の昭和史、最大の謎といわれる二・二六事件の闇に包まれていた全貌を明かす新資料が発見された。特設軍法会議の主席検察官が自宅へ持ち帰り、終戦後も秘蔵していた膨大な文書、手びかえであり、陸軍首脳が戒厳令施行を利用して企んでいた別なる二・二六事件とその陰蔽工作を示すものであった。青年将校らは処刑され軍首脳の陰謀は闇に包まれたが、検察官の執念は52年の歳月を超え事件の真相を現代に甦らした。戦後最大の第1級資料の発掘により昭和史を揺るがす衝撃的な新事実が明らかになった。事件の全貌を描く鮮烈なノンフィクション。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2018年4月24日
読了日 : 2018年4月27日
本棚登録日 : 2018年4月24日

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