ガラスの仮面 44 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2009年8月26日発売)
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「ガラスの仮面(44)」美内すずえ著、白泉社、2009.08.30
188p ¥420 C9979 (2018.07.22読了)(2018.05.30購入)
副題「ふたりの阿古夜(3)」
月影千草が、マヤと亜弓の稽古状況を見に来ました。マヤはすっかり役に入り込み稽古が終わってもしばらく阿古夜のままでした。亜弓は阿古夜を演じてはいましたが、心から阿古夜になりきっているわけではないので、稽古が終わればすぐ自分に戻ります。
千草は、それを感じ取っています。亜弓は、どうしたらいいか悩んでいます。
亜弓は、稽古中の事故で頭を打ち、目が見えなくなり入院してしまいます。きっとこれが、役作りのためのヒントをつかむきっかけになるのでしょう。

北島マヤ
姫川亜弓
月影千草
源造 千草の世話人
速水真澄 大都芸能
鷹宮紫織 真澄の婚約者
水城 速水真澄の秘書
桜小路優 マヤの相手役
黒沼先生 マヤ組の監督
小野寺先生 亜弓組の監督
姫川監督
姫川歌子 女優

(あらすじ)(2頁)
演劇史上不朽の名作と謳われる「紅天女」。上演権を持つ月影千草が事故で引退した後は幻の名作となっていたが、千草は北島マヤと姫川亜弓のどちらかを後継者にすると決めた。
後継者を決める最終審査は2つのグループでの「紅天女」試演。マヤと亜弓は紅天女の里で千草から特訓を受け、紅天女の心を知るための課題=風・火・水・土の演技に取り組み、その成果を梅の谷での発表会で披露した。
二人の演技の後、最後の「紅天女」を演じた千草は、マヤと亜弓それぞれが自分自身の思う新しい紅天女を創り出すようにと告げる。
着々と役作りの準備を進める亜弓は公開稽古を行い、テレビ放映され大反響。それを見て自分との差を目の当たりにしたマヤは、依然と「紅天女」を掴むことができないでいた。
阿古夜の気持ちになる為、一人で稽古をする事になったマヤは真澄と遭遇。真澄との会話をきっかけに自分の「紅天女」を見い出す。
そんな矢先、千草が稽古場に現れて……!?
(表紙カバーより)
「紅天女」試演に向け稽古に励むマヤと亜弓。そんなある日、突如稽古場に姿を現した月影千草を前に2人は各々の紅天女を演じる。稽古終了後、月影から2人へと差し出されたのはコップ一杯の水。果たしてそれが意図するものとは……!?
(2018年7月23日・記)
コミック: 190ページ
出版社: 白泉社 (2009/8/26)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2018年7月23日
読了日 : 2018年7月22日
本棚登録日 : 2018年7月22日

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