わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集

著者 :
制作 : 矢崎節夫 
  • JULA出版局 (1984年8月30日発売)
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本棚登録 : 1179
感想 : 173
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「みすゞの童謡は、小さいもの、力の弱いもの、無名なもの、無用なもの、この地球という星に存在する、すべてのものに対する、いのりのうただったのです」

金子みすゞの詩集を初めてちゃんと読んだ。
前から、表題作はもちろん知っていたんだけれど、他の詩もほんとに優しくて、やわらかい。
身近なほんの些細なことを優しい視線で捉えている。
最後の解説で私は初めて彼女がどんな人生を歩んだのかを知った。
26歳という若さでなくなっていたとは・・・。びっくりした。
ほんわりと、優しい気持ちになれる。そんな詩集で、小さな小さな子に読んであげたい気分になった。

【4/19読了・初読・市立図書館】

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 金子みすゞ
感想投稿日 : 2009年4月20日
読了日 : 2009年4月20日
本棚登録日 : 2009年4月20日

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