「みすゞの童謡は、小さいもの、力の弱いもの、無名なもの、無用なもの、この地球という星に存在する、すべてのものに対する、いのりのうただったのです」
金子みすゞの詩集を初めてちゃんと読んだ。
前から、表題作はもちろん知っていたんだけれど、他の詩もほんとに優しくて、やわらかい。
身近なほんの些細なことを優しい視線で捉えている。
最後の解説で私は初めて彼女がどんな人生を歩んだのかを知った。
26歳という若さでなくなっていたとは・・・。びっくりした。
ほんわりと、優しい気持ちになれる。そんな詩集で、小さな小さな子に読んであげたい気分になった。
【4/19読了・初読・市立図書館】
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
金子みすゞ
- 感想投稿日 : 2009年4月20日
- 読了日 : 2009年4月20日
- 本棚登録日 : 2009年4月20日
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