引用なし。
Twitterで宮下奈都さんが感想を言っていて気になって借りた物。
益田ミリさんの絵本でした。
先日読んだ『かっこうの親もずの子ども』(椰月美智子)に、子どもに対して最初は出来ることを喜んだのに、気づいたら出来ないことを責めるように・・・という文章が出てきてはっとさせられたのだ。
それが、この絵本にも通じるような気がする。
自分が親になってみて初めて分かることもたくさんあって、
自分の子どもに「はやくはやく」って言わないようにしたい。
と心から思った。
のだけれど、実際は難しい。
だから折にふれて、この物語を思い出さないといけない。
そして、子どもにも、はやくしなくてもいい、みんなと一緒じゃなくてもいい、ということを知ってほしい。
という気持ちと、そうではない気持ちと。いろいろで。
1冊の絵本で、考えさせられたのでした。
【11/4読了・初読・市立図書館】
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
益田ミリ
- 感想投稿日 : 2012年11月13日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年11月13日
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