ああいう工業団地のそばで、
なんの物語とも無縁に生きていた
10年間を思い出した。
そこに個人的に何かを見出すのも、
何も見ないようにして過ごすのも、
どちらも出来ずに、
そのまま東京に出てきた自分と、
今もあの街にいる人たちとを思い出した。
しんと寂しいのにドキドキした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年5月13日
- 読了日 : 2010年5月13日
- 本棚登録日 : 2010年5月13日
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