緋色の囁き (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1997年11月14日発売)
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本棚登録 : 2662
感想 : 242
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自分の伯母が校長で、その学校に行くことになった冴子。冴子のルームメイトとなった生徒が殺される。読むのは2回目だったので、あーそうだったなーって思いながら読みました。文章の合間の「少女」の狂気というか、そういうのが怖い。いわゆるホラーというのとは少しタイプが違う怖さというか。厳しい校則の中、完璧なお嬢さまでいる生徒と、それを真似する生徒たち。徐々に露わになる生徒たちの狂気…怖い、皆狂ってるのですね笑 そして終わり方も怖い。他の囁きシリーズも読みたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラーミステリ
感想投稿日 : 2016年2月11日
読了日 : 2014年4月21日
本棚登録日 : 2016年2月11日

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