久しぶりのジュンパ・ラヒリ。
この文体にやっぱり魅了される。
いや言うまでもなく小川高義氏の訳が素晴らしいのはもちろんなのですが、それにしてもジュンパ・ラヒリ!
女たちは誰もが自分の美しさを知っていて艷やかに匂いたつ。
人と人との距離、寂しげな手探りと別れがまたいい。
連作『ヘーマとカウシク』はせつなかったけれども着実に力をつける著者の自信を感じて、長編が楽しみになりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説:海外
- 感想投稿日 : 2015年8月12日
- 読了日 : 2015年8月12日
- 本棚登録日 : 2015年8月12日
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