登場人物の、自分自身の行動を逐一言葉に表して発している部分が面白かったです。
特に王がポローニヤスを刺すシーンは印象的でした。
個人的にオフィリヤの王妃に対する愛慕の姿勢が好きです。
また、ハムレットの人に対して懐疑的な態度や自分の信念を貫いている姿は、太宰治自身の投影のような部分があるのではないかと思いました。
流動的かつそれぞれのシーンに重みがあり、読んでいて楽しかったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年11月30日
- 読了日 : 2023年11月30日
- 本棚登録日 : 2023年10月31日
みんなの感想をみる