田口・白鳥シリーズ最新刊。出てくる人物全員が味が濃すぎて、主人公の田口先生は今回も霞んで見えない。今回は広範囲に白鳥が活躍。電子紙芝居にでんでん虫、極北市との絡みを匂わせたり、とにかく伏線が多い。多すぎて私の中で回収できない。ラストは、高階病院長のタヌキ寝入りですべてが煙に巻かれる。
ミステリーとしては最初の殺人の意味が薄いことが気になるか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2010年10月30日
- 読了日 : 2010年10月30日
- 本棚登録日 : 2010年10月30日
みんなの感想をみる