何年かぶりに再読。
とてもデビュー作とは思えない、傑出した出来栄え。
緊迫感ある国際金融のビジネスシーンや、登場人物が織りなす人間模様といった描写は、感動的ですらあります。
日系金融機関に勤めたことのある人間なら誰もが抱くであろう感情の描写には、深く感情移入してしまいます。特に、龍花の生きざまには、惹かれてしまいました。
金融機関勤務者や希望者にはお勧めです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス-経済小説
- 感想投稿日 : 2011年7月27日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年7月25日
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