現代国際法、特に国際人道法での基本的な原則であるニュルンベルク原則の成り立ちに対して、よく知らない人にとってはある意味衝撃的なものかもしれません。国際人道法や国際刑事法、真正の国際犯罪たる平和に対する罪というものを考えるうえで、きわめて刺激的な示唆を与えてくれる本です。
ただ、本書の最大の欠点は、その読みにくさにあります。翻訳が非常にわかりにくい日本語になっています。僭越ながら、このような日本語翻訳ではだめです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
法律
- 感想投稿日 : 2010年10月24日
- 読了日 : 2003年3月21日
- 本棚登録日 : 2010年10月24日
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