村上春樹の長編小説のラストはたいてい「え、その続きは?」という感じに終わるのだが、本作では幸福的に終わる。珍しい。まあ、やっぱり謎は謎のままだけどね。
登場人物が魅力的ですね。特に13歳の美少女ユキ。彼女が成長して他の作品に出てくるなんてことがあったら面白いのに。
東京、ハワイ、箱根、札幌と場所も移ります。そして時間は腐敗する。
人生はダンスであり、雪かき仕事でも意味なんて考えずに上手く踊り続けるんだ。
「鼠シリーズ」ついに完結。
スノッブ→知識をひけらかす見栄張り屋
ペルソナ→人格。心理学的には表面的な人格
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- 感想投稿日 : 2017年11月26日
- 読了日 : 2017年11月26日
- 本棚登録日 : 2017年11月19日
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