GOTH 僕の章 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2005年6月25日発売)
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本棚登録 : 12238
感想 : 899
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夏、「恐怖新聞」というドラマを見ていた時に、エンドロールに乙一さんの名前を見つけました。構成に関わっていたようです。
なかなか驚きの展開が続くドラマで、うだうだ見始めたのに、気づいたら続きが気になって癖になってた。その構成に乙一さんが関わっていたと知って、すごくワクワクさせられて。

上巻同様、まさに、構成が素晴らしい作家さん。
読み始めて、なるほどと繋がったリンクを切られ、さらにまた別のリンクが現れて、展開する。そんな仕掛けが丁寧に施してあり、とことん読み手のことが考え尽くされている。
最後の章「声」はラストにもってくるのにふさわしい内容で、オチも構成もすごくキレイ。「僕の章」というだけあります。

あとがきの、こたつを片付けるくだりが好き。彼のエッセイが読んでみたいなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月12日
読了日 : 2021年1月12日
本棚登録日 : 2021年1月12日

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コメント 2件

土瓶さんのコメント
2021/06/03

もしも未読でしたら「小生物語」という乙一さんのエッセイ日記?があります。
自分は、たまたま古本屋で見つけて購入しました。
脱臼しそうな勢いで肩の力が抜けきります。そして笑えます。

naonaonao16gさんのコメント
2021/06/03

土瓶さん

こんにちは!
コメントありがとうございます^^

乙一さん、実はこの後読んでなくて…
「小生物語」というエッセイがあるんですね!
なんというか…タイトルが、乙一さんらしいですね(笑)

知らなかった作品知れて嬉しいです!
読書疲れた時に読んでみます!の、前に探さないとですね…

ありがとうございます!

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