絵がとても美しく、人びとの繊細な気持ちを描いている作品。
小説だと、連絡短編集ってすっごく好きなのだけれど、今回この作品を読んでみて、誰が誰だかわからなくなってしまう、ってことがあって。
それが、登場人物を整理できていないという自分にあるのか、登場人物で似ている人がいるということにあるのか、わからないのだけれど。
登場人物が誰なのか、いつのことなのか、これまでに出てきた人物との関係や、前のストーリーへのふりかえり→納得、目の前にある物語の中でそれを行っていたので、せっかくとても繊細な心のうごきを描いているのに、整理すべきことが多すぎて、ストーリーがあまり入ってこなかった。
それがすこし残念。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月18日
- 読了日 : 2015年2月18日
- 本棚登録日 : 2014年12月14日
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