CHANCE<チャンス>

著者 :
  • 飛鳥新社 (2005年7月5日発売)
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本棚登録 : 461
感想 : 74
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クライアントの会社での必読書ということで読む


非常にシンプルなマインドセットの持ち方を小説仕立てで仕上げてある

金持ち父さん貧乏父さんのエッセンスも入っていて、非常に読み応えも抜群な1冊

読み終わったあとの読了感に幸福感が味わえたのは、田坂さん以来だった

以下、気付きと学び

<マインド>

■お客を選ぶという事

■常に学び続ける

■セルフイメージ  考え > 言葉 > 行動  
 ⇒流れを変えるときは 言葉から変える

■収入は社会に役立ってその見返りを受け取ると言う事

■投資が先で消費が後
 ⇒人に役に立つ資産や有益なサービスを提供する会社を残せば芯でも社会に役立てる

■人からどう思われるかとかいうことは幸せとは関係ない

■過去は記憶であり、未来は予想であり、現在とは気付き

■人間は自分と同じ行動を相手もすると考える
 ⇒人を裏切る人は、人に裏切られることを恐れる
 ⇒人を見下す人は、人に見下されるのを恐れる。
 ⇒人を嫌いやすい人は、人に嫌われるのを恐れる
 ⇒人を能力や経済力でランク付けをして、自分よりも上の者をうらやみながら恐れ、自分よりも下のものを見下し安心する

■「許し」を学ぶこと
 ⇒自分を許せる人間は他人を許せる
 ⇒以下、作中弓池の言葉引用
  愛が足りない心は弱弱しい。とても他人を許す力はない。君はその弱さを隠すために心に虚栄心の殻を作って固めていたんだ。本当の自分を知られるのを恐れながら、周りの人から優れた人物、重要な人物だと思われるような自分を作り上げていた。でもそれは自分の心をどんどん苦しめるだけだっただろう?飾り立てれば飾り立てるほど、心は孤独になり満たされなくなっていくものだ。君の心が本当に必要だったのは、自分をよりよく見せようと鞭打つことではない。ありのままの自分を許すことだよ。無条件に存在を認め、自分を愛することだ

■ビジネスはプランだけではない。ビジネスを動かすのは「人」

<実務:プレーヤー>
■ビジネスは「痛みを取り除くビジネス」と「快楽を与えるビジネス」の2つ

■売り上げを増やすポイント
 ⇒たくさんのお客さんに来てもらう
 ⇒お客さん1人あたりの単価を増やす
 ⇒お客さんのリピート率を上げる

■ホームランを打つ必要はない
 ⇒(1)世の中に同じ商売がいくつかあること
 ⇒(2)2社以上の大手が熾烈な競争を繰り広げていないこと
 ⇒(3)そこそこ設けいているやり方を真似て工夫する

■構えて、打って、狙いを定める方式

■成功者は普段はすばやく決断し、重要なことはあせらずじっくりと検討して決断を下す

<実務:マネジメント>
■人は言葉ではなく行動で判断する
 過去の経験が将来に反映される可能性は高い

■自分で出したアイディアは積極的に実行する

■人は払った犠牲と得た価値を同じだと考えるもの。100円で買ったものは100円の価値しかないと思うし、1万円は1万円。

■失敗するチャンスを奪わない。与える

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2011年7月31日
読了日 : 2011年7月31日
本棚登録日 : 2011年7月31日

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