19世紀(主として前半)を舞台とした小説の登場人物などを例として、当時の風俗を紹介していく本。
すでに読了済みの小説に関することについては「なるほど〜」と思い、未だ読んでいない小説については「読みたい!」と思わせる…。
決して、小説を紹介する本ではないのだか、そう思わせてしまうなにかがあるのは不思議。
「ユゴーが当時の警察機構を、キチンと理解していなかったのではないか?」という厳しい指摘にたいしての裏付け説明(但し、著者は、小説なのだから、厳しく突っ込む必要もないのでは?とおっしゃっている。その通りだね)は面白かった。
勿論、レ・ミゼラブルも、なんら疑問持たずにその辺読みましたからね〜。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
フランス−文化・風俗
- 感想投稿日 : 2008年4月2日
- 読了日 : 2008年4月2日
- 本棚登録日 : 2008年4月2日
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