とりあえずこの作家さんが同郷であることが、高めの評価になってしまったことは間違いない。愛郷心。ただ、単純に、このスープ飲んでみたいなあと思った。このお店があったら行きたい。あまり小説読んでてそう思うことないんだけど、これは食欲を唆られた。また、静句との出会いのエピソードも素敵だった。理想の家族像。なんで死んでしまったんだ…。話を聞いただけでちゃちゃっと解決しちゃう天才主人公!みたいな物語はたくさんあって、読むたびに「こじつけがえぐいな…」と感じていたが、この作品は実にちょうど良い。そのバランス感覚が見事でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月3日
- 読了日 : 2020年2月3日
- 本棚登録日 : 2020年2月3日
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