小学生も読むよ!と聞いて借りてみました。
なるほど、小学5年生の女の子目線の話だし、簡単な漢字にもルビが振ってあり児童向けの作品なんだな。
今どきの子供たちが最初に接する角田光代さんの世界なのかも知れません。
自分と接する人達(おとうさん、親戚、旅先で出会った同じくらいの年の子、おとうさんの友達)との会話と
言いたかったけど言わなかった(言えなかった)言葉が綴られて物語が進みます。
特別大事件が起こるわけでもなく、日常ありそうな場面で感じている子供の気持ちがうまく語られていると思いました。
小学生は自分と重ね合わせて読むのでしょうね。
次は大人向けの角田光代さんの作品を読んでみることにしよう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説 - 日本
- 感想投稿日 : 2019年6月25日
- 読了日 : 2019年6月25日
- 本棚登録日 : 2019年5月28日
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