星の王子さま (新潮文庫)

  • 新潮社 (2006年3月28日発売)
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いろんな方が翻訳されていて、いったい何種類の「星の王子さま」があるのかわかりません。
岩波、新潮、角川の3つを簡単に比較しているサイトを見て、自分が読みやすいと感じたのは新潮(河野万里子さん訳)だったのでこれを選択しました。

「星の王子さま」はどんな話か全然思い出せないし、そもそも読んでいるのか否かも覚えていません。

読んでみた感想を一言で言うと「難解」でしょうか。
きっと、子どもの時には読んでいない。子どもだった頃の自分には読み切れない本です。

地球に来るまでの6つの星を旅する話は分かりやすくスイスイ読めました。
地球に来てからは、愛や絆や責任といった「目に見えない大切なもの」がテーマになって、ヘビやキツネやバラも何を想像させたいのかはっきりしません。
なにより「星の王子さま」が何者なのか?子どもの頃の自分ではないのは確かです。

読了後は、少しモヤモヤ感が残りました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説 - 外国
感想投稿日 : 2020年10月1日
読了日 : 2020年10月1日
本棚登録日 : 2020年8月30日

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