東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸の町々。
本書は岩手県釜石市の震災直後の様子を綴ったものである。
中でも「ご遺体」を巡る人々の様子に焦点を当てている。
検視を行った医師たち、ご遺体の搬送に関わった市職員たち、ご遺体の供養のことを考えた僧侶たちなど、あの混乱の中でそれぞれの場所・それぞれの立場でどんなことが起きていたのかを丹念に追いかけている。
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- 感想投稿日 : 2018年6月10日
- 読了日 : 2018年5月27日
- 本棚登録日 : 2018年6月10日
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