PK

著者 :
  • 講談社 (2012年3月8日発売)
3.25
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本棚登録 : 5187
感想 : 712
2

PK/超人/密使の3部作。

漫然と読んでしまうと理解できないSF作品。
3作の共通項は時空を管理しているらしい背広男の介入。
作家、大臣と秘書官、サッカー選手たちは同じ人物ではあるが
第三者の介入によってわずかな変化があるようにも思える。

興味深い挿話や交錯する人の動きなどは伊坂さんらしいが、
話の流れが難解で理解できない。
何者かの介入で分岐することで事実が変わるという
相関性が不明なのでもやもやするばかり。

ハッキリしていることは一つ。
子どもには明るい未来を与えたいという願い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  伊坂幸太郎
感想投稿日 : 2012年9月27日
読了日 : 2012年9月10日
本棚登録日 : 2012年9月27日

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