犬は「びよ」と鳴いていた: 日本語は擬音語・擬態語が面白い (光文社新書 56)

著者 :
  • 光文社 (2002年8月20日発売)
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現代にはないオノマトペ
・ニココ(ニヤリ)
坊さんが助けた女を犯そうとすると、
その正体は師の僧でニヤリと笑った

・エブエブ(ゲボゲボ)と吐迷(まどひ)ける
鯰を父の生まれ変わりと知って食べて、
骨が喉に刺さって死ぬ


電車のガタンゴトン 牧歌的

擬音語・擬態語は流行語と思われがちだが違う
平安時代のオノマトペの半分以上は現代まで残っている

オノマトペのミクロの変化
'70年 木造建築のガタピシ→'00年 電子音・機械音

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 言語・日本語
感想投稿日 : 2021年11月19日
読了日 : 2021年11月19日
本棚登録日 : 2021年11月19日

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