ディスレクシアがこの物語のなかでは大きな位置を占めているわけではなく、ある種の障害をもつ主人公が成功した話として読むのはもったいない。人には誰しも得手不得手があり、それぞれの得意なことを活かし、苦手なことは他の人から助けてもらえばいい、そんな生き方を姉妹の姿を通して伝えているところが、この物語のおもしろさの本質だ。
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- 感想投稿日 : 2013年12月11日
- 読了日 : 2013年12月4日
- 本棚登録日 : 2013年12月4日
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