幼児向けの絵本として☆10個くらい進呈したい。
一歳くらいの子から高学年まで不動の人気を獲得している一冊。
ところが、大人が読むとどこが面白いのかさっぱり。
視覚に訴える明るい色彩で、絵は「抽象画」そのもの。しかも大胆。
そして最初から最後まで擬態語しか登場しない。
ところが、これが子どもたちの心をとらえて放さない。
子どもって理屈を超えた感覚の世界に生きているのだと、よーく分かる。
おはなし会でこの本を出すときの、子どもたちの顔の輝きといったら!
知ってる、知ってる!昔読んだ!小さい時読んだ!
果ては、懐かしい~!という声。
言っておくが、三歳にして上のセリフなのよ。
いやはや、吹き出しそうでアリマス。
表紙を見るとひとつめの「もこ」とふたつめの「もこ」が少し離れている。
なので、「もこ」と読んでからわずかの間をおいて「もこもこ」と読むと良い。
ひとつめの「もこ」の「こ」を、ちょっぴり声を上げてね。
大きな字(ひらがなしかありません・笑)は、ちょっと大きな声で。
ページの上の方に書いてある字は、ちょっと声を上げて。
ゆっくりゆっくり、絵を見せながら読んで約3分。
表紙をめくるとすぐ左側に現れる谷川さんの文章を、後で笑いながら読むという素敵なお楽しみ付き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・通年
- 感想投稿日 : 2013年3月14日
- 読了日 : 2013年3月14日
- 本棚登録日 : 2013年3月14日
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コメント 3件
九月猫さんのコメント
2013/03/14
vilureefさんのコメント
2013/03/15
九月猫さんのコメント
2013/03/15