ローアシリーズ4冊目。
ヴァンパイア兄弟の末っ子がヒーローで、幽霊がヒロイン。
パラの設定には慣れたけど、幽霊ってどうなの?
と先が読めないまま読み進めると、
幽霊であるが故のネックが、
伏線となって最後は大どんでん返し。
他の話に比べてややおとなしめの展開なようだけど、
退屈はせず、その緩やかな変化が楽しめた。
ヴァンパイアの殺す欲求が守る欲求に代わるって、
パラならではの見解で面白い。
伴侶や花嫁が決まってるのも、
絶対なものだから、いつもみんな命がけなんだね。
預言者の二クスと魔女のマリキータも大活躍で、
相変わらず脇の方々が良い味出してます。
ボウエンとマリののアツアツぶりも垣間見れて楽しかったー。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年10月15日
- 読了日 : 2015年10月14日
- 本棚登録日 : 2015年10月15日
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