なんと清々しい読後感!
富山県下新川郡入善町の黒部川の堤に行きたくなったよ。
すべての登場人物ができすぎるくらい大人の分別と品格と優しさを持ち合わせている。
宮崎美子のすずらん堂にゲストで出ていた宮本氏。
現実社会ではいやな奴ばっかおるから、せめて小説の中だけにはいい人ばかりを書いたって。
この小説にも”赤毛のアン”からの引用がでてくるけど、実際一年に何回か読み返すほど、好きらしい。
特に1巻、3巻、6巻、10巻って言ってた。
この小説はすべて縁でつながっている人がつぎつぎ語り手になっていくんだけど、その中でも平岩壮吉の懐の深さ、冷静さ、聡明さは素晴らしすぎる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年5月12日
- 読了日 : 2015年5月10日
- 本棚登録日 : 2015年4月27日
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