シリーズ第6作。今までになくまったりとした出だしで、事件らしい事件が起きるのが中盤過ぎあたり。でもそこからの怒濤の展開とラストの盛り上がりぶりがすごかったです。これもばりばりのホラーですが、一見相互につながりのなさそうな心霊現象が引き起こされることになった大本の共通の原因は何なのかという「ミッシング・リンク」当て風の「謎解き」があるのが、やはりミステリ風。今まで活躍らしい活躍のなかった綾子さんが初めて豪快に活躍したのもグッドでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2015年5月28日
- 読了日 : 2015年5月25日
- 本棚登録日 : 2015年5月25日
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