またまた比べてしまうけど、「アンの青春」がまさしく「赤毛のアン」の続篇で、成長していくアンの姿が描かれるのに対し、これは「少女レベッカ」のこぼれ話的なのが主で、正直に言ってそんなに面白くない。「あしながおじさん」的存在のラッド氏とのことも、ほのめかされるのみで曖昧なままだ。ちょっと調べてみたけど、この後は書かれていないようで、うーん、どうなったの?ともやもやする。まあ、だからといって、アンのようにシリーズ物として書き継がれて、夫の浮気疑惑に悩んだりする姿を読まされちゃうっていうのも、あらら、という感じではあるのだけれど。
読書状況:読み終わった
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海外の小説
- 感想投稿日 : 2016年2月9日
- 読了日 : 2016年2月9日
- 本棚登録日 : 2016年2月9日
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