いつも楽しく読めるたかぎおなおこさんのコミックエッセイ。マラソン、ローカル旅に続いて、今回は手作りがテーマで、結構本格的なDIY生活について描かれている。
さすがはイラストレーターで、作品はどれもかわいい。伊藤理佐さん「おいピータン!!」表紙でおなじみの森井ユカさん指導による粘土細工なんかほんとにいい感じ。ちょっとやってみたくなる人も多いんじゃないだろうか。
だがしかし。私はやらないんだもんね。子どもの頃から筋金入りの不器用で、小学校の工作の時間なんか実に苦痛だった。呪われろ!夏休みの宿題(涙)。お年頃になってからは一応、当時の女子はみんなやってた編み物とかシュークリーム作りとかしたけど、完成予想とできあがりのあまりの違いにボーゼンとしたものだったよ、トホホ。
夫は物置とかまで自分で建てちゃうセルフビルドの人で、器用にいろんなものを作る。その背中に向かって「でもさあ、それって結構材料費とかかかってるでしょ?かかった時間とか考えたら、既製品の方がきれいで安いじゃん」なぞと、負け惜しみを言う。心の中で、ですが。
いえ、わかっているんですよ。作ることそのものが楽しいんだってことは。私もこの本のように手作りのあれこれを書いた本は好きだもの。よくアウトドア派とかインドア派とか言うけれど、私はどこまでも「それを本で読む派」なのです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミックエッセイ
- 感想投稿日 : 2013年10月23日
- 読了日 : 2013年10月23日
- 本棚登録日 : 2013年10月23日
みんなの感想をみる