蜷川幸雄監督作品。舞台はけっこう観てきましたが、映画で観たのはこれが初めてでした。なんというか、映画でも蜷川ワールド全開でした。完全犯罪を思いつく高校生の微妙な心の中を、淡い色彩の映像に収めています。少年が水槽の中から震える手を伸ばす冒頭シーンは、ぐっと心臓を掴まれるような気持ちになります。 原作を読んでいても、「映画『青の炎』」として観られる作品です。
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DVD
- 感想投稿日 : 2007年8月17日
- 本棚登録日 : 2007年8月17日
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