青空文庫にて「蒲団」のみ読了。
明治の作品としてはさきがけであったにだろう。
しかし、今では当たり前になってしまった思考なので、その当時の驚きは薄くなってしまうのだろう。
引用
「夜着の襟の天鵞絨の際立って汚れているのに顔を押附けて、心のゆくばかりなつかしい女の匂いを嗅いだ。」
▶この後に性欲が先にきているので時雄の気持ちは、肉の恋であるのだが。この臭いを嗅ぐという行為は様々な思いから来ている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年3月1日
- 読了日 : 2013年3月1日
- 本棚登録日 : 2013年3月1日
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