読んで、この人のリーダーシップは基本真似できないと思った。自身の判断に根本的に自信があるところは、オコナー判事に似ている。もともと自分の信念を疑うことなどないのだろう。
すごいなと思いつつ自分も真似できそうと思ったところは審判の誤審のところ。審判も人だからミスをするけど、自分に有利な誤審をするかは運ではない。相手陣営でずっとプレーしていれば誤審は自分に有利にしか働かない。つまり、相手陣営でプレーし続けるという戦略によって誤審のリスクをコントロールすることができてしまうのだ。これがリスクマネジメントというものだ。この考え方はサッカーだけでなく他の分野のリスクマネジメントにも活かすことができそう。
それにしても、やっぱりチャンピオンズリーグ、始めのカードを一枚怪我で失うのがなければ。。。90分で勝ち切れなかったのが辛い。アンチェロッティは確実に延長まで想定内で来てたし。怪我の状態は意外と本番走ってみないとわからなかったりするものなので、そこのリスクコントロールを誤ったかなという気はする。
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- 感想投稿日 : 2015年9月15日
- 読了日 : 2015年9月15日
- 本棚登録日 : 2015年9月15日
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