人材輩出企業、高い営業力、ブランド、モチベーション・テンションの高さ、新規事業……。
世の中に流通するリクルートのイメージについて、OBであり顧客企業経験者という視点から、「それらはもはや幻想ではないか」と切り込んでいる。
痛烈な批判であると同時に、リクルートへの強い愛も感じる。そこから見てとれるのは、この会社はやはり、強い遠心力と求心力をあわせ持つ集団なんだということ。
リクナビの功罪のパートは、この世界に身を置く自分にとって、それはメーカーだけの責任ではなく、関与する事業者すべてが考えなくてはいけない問題だと感じた次第。
なんと言っていいかちょっと言葉に迷うけど、うん、面白い本でした。
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- 感想投稿日 : 2014年10月8日
- 読了日 : 2014年10月8日
- 本棚登録日 : 2014年9月2日
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