作者 平野啓一郎 初めて読んだ。他に小説は読んだことはない。
「本当の自分」など存在しない。
対人関係ごとに見せる複数の顔がすべて「本当の自分」
パリでの語学学校の話、高校・大学時代が一緒にした友人の話、
個人は分けられない、しかし他者とは明確に分けられる。
複数のコミュニティへの多重参加→大事
内部の分人には融合の可能性がある。
また、好きな人嫌いな人というより、誰といる時の自分が好きか嫌いかで、相手の好き嫌いができてしまうというところがわかった。
相手のことよりも、むしろ、そこにいる自分のことをどう思うか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年10月31日
- 読了日 : 2015年10月31日
- 本棚登録日 : 2015年10月25日
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