まず思ったのはなんて端正な文章だろう、と。
今、エッセイでこんな整った文章書く人っていないんじゃないかとか思ったくらい。知らないで読んだら、ずっと年配の人だろうと考えたかもしれないけど、1967年生まれとのこと。
書かれている内容も、すごくまっすぐですがすがしく、なんというか、「凛」としている感じ。媒体によって、硬軟あるけれど、ちょっと軽めに書かれた自分の失敗談とか、こまごました話もすごくいい。ユーモアがあって、ふっと笑える感じで、心がなごむ。
どうでもいいけれども、木内さんはわたしが通った高校の後輩にあたるということがわかって、ひとりで勝手に自慢に思っている。エッセイにも出てくるソフトボール部の雰囲気も知ってるし、ああ、あのソフト部にいた人ならこういうしっかりしたすてきな人だろうなと思ったり。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年1月28日
- 読了日 : 2013年1月28日
- 本棚登録日 : 2013年1月28日
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