キャッスルマンゴー2 (マーブルコミックス)

  • ソフトライン 東京漫画社 (2012年9月30日発売)
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本棚登録 : 1437
感想 : 89
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原作が木原さんと聞いて、あっ(察し)と思いましたが、とても切なくて最高のシナリオだったなと思いました。AV監督×ラブホテルの息子というあまり見ない設定から、どのような話なんだろうと興味をそそられた。
AV監督の十亀に弟が狙われてると思い込んだ万くんが、好きでもないのに十亀と付き合うことに。お互いにお金がないし、年もは離れてるからなかなか上手くいかない。十亀は万が女の子と話している姿を見て、そっちの道にいるべきだと距離を取る。
十亀→万だったのが、だんだんと万が十亀のことを考えるようになる心の変化に胸キュンしました。
万くんは自分がしっかりしなきゃならないという使命感で、周りの大人に頼ることが出来ない不器用な子なんだけど、ときより見せる素の姿が可愛くてたまらない!
自分が産まれた環境、学業、母の病、お金、恋愛。過程が辛くて切なかったから、最後がパピエンで良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL漫画
感想投稿日 : 2015年2月22日
読了日 : 2015年2月20日
本棚登録日 : 2015年2月20日

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