動物と話ができる、偉大なドリトル先生。アフリカのとある王国で、鳥を配達人にした郵便事業をはじめます。とっても楽しいお話なのに、惜しむらくは黒人に対する差別的な表現が穏やかではあるが含まれてしまっていること。これは、作者の生きていた時代のイギリスではそういうメンタリティが一般的だったのだから仕方がないと、新書版1巻か2巻の解説に書いてあったけれど、今、子どもたちに読ませるためには、ちゃんとその歴史的背景を説明しておかなければね。初版は1962年、私が生まれる前。野菜の『オクラ』に注釈がついていたのが可笑しかった。その頃は、まだ日本にはオクラはなかったんだね。(2008-06-07L)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2008年6月28日
- 読了日 : 2008年6月28日
- 本棚登録日 : 2008年6月28日
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