(上下巻合わせてのレビューです。)
数年前に買って以来、全然読めていなかった本。
ちょっと最近、重めの本を読まないといけなかったので、
休憩がてら小説が読みたくて手に取りました。
ODAの闇に迫ったストーリー。
世の中、綺麗事だけじゃないですよねというのが、
イヤという程思い知らされます。
個人的に好きな作家のNさんやKさん、Iさん程まではいかないものの、
現実の実情を実によく調べ上げ、物語を紡ぎあげた小説はまさしく自分の好みのジャンル。
もうひと押しの深みがあっても良かったとは思いますが、
ライトに楽しめて、終盤「なるほど、そうきたか」と思わせてくれる小説です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年6月22日
- 読了日 : 2019年9月9日
- 本棚登録日 : 2021年6月22日
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