宇田川さんの「他者と働く」で紹介されていて興味を持った本。
※他者と働く
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4910063013#comment
「他社と働く」内で出てきたナラティブ(その人の背景情報)を理解するための補助教材って感じか!?
結局、人それぞれ色んな背景を抱えているので、
相互理解をしてコミュニケーションをするのはとても難しい、ということが認識できる本。
著者はそれを自分の専門である「演劇」を通じて、
解決しようとしているみたい。
著者のワークショップに参加したことがないので、
評価するのは難しいが、一度は経験すると楽しそう。
同時に、著者は日本の教育に対しても問題意識を持っているようで、
問題意識については自分と似たような問題意識で共感できた。
読んでいないけど、それについては、こっちの本に著者の主張があるようだ。
※22世紀を見る君たちへ これからを生きるための「練習問題」
https://booklog.jp/item/1/4065190983
ただし、(語弊のある表現かもしれないが、)
若干、著者からは(個人ではなく)
社会や国家が根本的な問題があるという風潮を感じる。
どちらかが一方的に悪い・良いという話ではないと思うけれど、
グラデーションとしての認識は自分と著者は若干異なるかなぁという印象。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月4日
- 読了日 : 2022年10月4日
- 本棚登録日 : 2022年10月3日
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