上下巻合わせてのレビューです。
前作「哄う合戦屋」がとても面白かったので、
続編であるこの本も読んでみました。
(正確にいうと、前作の前編に当たります。)
※哄う合戦屋
http://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4575664944
今回も主人公の石堂一徹が、
持ち前の頭脳と知力を最大限に活かして、
主君の元で力を尽くします。
その落とし所というか、策略・作戦は見事の一言。
読んでいて、なるほどそうきたかと唸らされます。
最後の最後の結末が何とも言えない悲しい終わり方ではありますが、
それでもこの歴史小説の価値が低くなるわけではないでしょう。
もっとたくさんの作品を読んでみたい著者の一人です。
できれば、文庫は一冊にまとめてもらいたい。。
それだけが次回に向けての要望でしょうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月24日
- 読了日 : 2012年5月12日
- 本棚登録日 : 2021年6月24日
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