奔る合戦屋(下) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2012年3月15日発売)
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本棚登録 : 341
感想 : 28
4

上下巻合わせてのレビューです。

前作「哄う合戦屋」がとても面白かったので、
続編であるこの本も読んでみました。
(正確にいうと、前作の前編に当たります。)

※哄う合戦屋
http://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4575664944

今回も主人公の石堂一徹が、
持ち前の頭脳と知力を最大限に活かして、
主君の元で力を尽くします。
その落とし所というか、策略・作戦は見事の一言。
読んでいて、なるほどそうきたかと唸らされます。

最後の最後の結末が何とも言えない悲しい終わり方ではありますが、
それでもこの歴史小説の価値が低くなるわけではないでしょう。
もっとたくさんの作品を読んでみたい著者の一人です。

できれば、文庫は一冊にまとめてもらいたい。。
それだけが次回に向けての要望でしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月24日
読了日 : 2012年5月12日
本棚登録日 : 2021年6月24日

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