RUN!RUN!RUN!

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年11月14日発売)
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本棚登録 : 422
感想 : 113
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箱根駅伝の話と思って読んだら、なんとSFジュブナイルであったという(苦笑)まあいいけどさ、遺伝子操作の突拍子のなささえクリアできれば、展開はごくふつうで、後半はむしろ感動的(あくまで「的」)でさえある。主人公の心理的掘り下げが通り一遍過ぎ、エピソードもありきたりでテーマを扱いきれてない。友人が遺伝子学者&小金持ちというだけで「頭と顔のイイコが欲しい」という永遠の母の夢が叶えられるという部分が、最後まで納得できないのが最大のネック(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本小説
感想投稿日 : 2009年4月2日
読了日 : 2009年4月2日
本棚登録日 : 2009年4月2日

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