箱根駅伝の話と思って読んだら、なんとSFジュブナイルであったという(苦笑)まあいいけどさ、遺伝子操作の突拍子のなささえクリアできれば、展開はごくふつうで、後半はむしろ感動的(あくまで「的」)でさえある。主人公の心理的掘り下げが通り一遍過ぎ、エピソードもありきたりでテーマを扱いきれてない。友人が遺伝子学者&小金持ちというだけで「頭と顔のイイコが欲しい」という永遠の母の夢が叶えられるという部分が、最後まで納得できないのが最大のネック(笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本小説
- 感想投稿日 : 2009年4月2日
- 読了日 : 2009年4月2日
- 本棚登録日 : 2009年4月2日
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