クラスの余り者、つまりいじめられているわけではないけれど、特定のグループに入っているわけでもない、そんな高校1年生の長谷川初実(ハツ)が、同じく余り者で「オリチャン」というモデルの熱狂的ファンである、にな川に抱く感情。にな川という人物、ただ「オリチャン」を追いかけるオタクならまだいいのですが。正直、頭の中には「変態」とか「異常性癖」という言葉が浮かんできました。まあ、変態とオタクの境目がどこにあるのかは解りませんが。
ハツは彼の背中を“蹴りたい”という、強い衝動に駆られるのです。その気持ちは、解るような解らないような。実際に自分がそんな衝動に駆られたことはありませんが、にな川のような人物がそばにいたら、肘鉄くらい食らわしてやりたくなるかも。
読書状況:読み終わった
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その他小説
- 感想投稿日 : 2010年4月8日
- 読了日 : 2010年4月8日
- 本棚登録日 : 2010年4月8日
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