隠蔽捜査シリーズの主人公である竜崎ではなく幼馴染で同期の伊丹の視点から描いた物語。竜崎とは対照的な伊丹がこのシーンあのシーンでどういう思いを抱いて行動していたのかが分かり、隠蔽捜査シリーズを読んでいる読者にとっては嬉しい小説。伊丹の面白い所は完璧じゃないというか、すごく人間らしい思考をもっているところ。そのナイーブな側面を主体的に描かれた本書は読んでいて親近感がわくし、読みやすくて良いと思う。
読書状況:読み終わった
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マイチャレンジ選定図書
- 感想投稿日 : 2013年2月24日
- 読了日 : 2013年2月24日
- 本棚登録日 : 2013年2月17日
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