昭和史研究の第一人者である保阪正康さんと半藤一利さんが、5つのキーワードから昭和前期(戦前)を読み解いた本。
昭和前期を点検する5つのキーワードは、「世界の大勢」「この際だから」「ウチはウチ」「それはお前の仕事だろう」「しかたがなかった」。
5つのキーワードを通して昭和前期を分析すると見えてくるのは、責任転嫁と情報操作による破滅への道。
これは戦前だけの話ではなく、どこか現代にも通じる話です。同じ過ちを犯さないためにも昭和前期を点検する必要はあるのです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020年読了
- 感想投稿日 : 2020年10月6日
- 読了日 : 2020年10月6日
- 本棚登録日 : 2020年10月6日
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