“この国”の治安警察官と反政府組織の頭脳戦。
公開死刑が国民の娯楽となり、小学校卒業時に将来が決められる。
そんな国を守る側と、国に反発する側。
国のためを思うがゆえの戦いの結末とは・・・。
“この国”が具体的にどこなのかは示されていませんが、どうしても日本に置き換えて読んでしまいます。
こんな国になったら…ありえそうな、怖いような。
公開死刑や小学生の話、それぞれ独立した章で構成されているので、読みやすかったです。
途中から私は反政府組織の応援をしている自分に気が付きました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
石持浅海
- 感想投稿日 : 2014年11月23日
- 読了日 : 2014年11月10日
- 本棚登録日 : 2014年10月29日
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