夜中にジャムを煮る (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2011年11月28日発売)
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本棚登録 : 1074
感想 : 72
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平松洋子さんの文庫本は電車の中で読むのにちょうどよく、読んでいて楽で、ちょっとした情報が入れられていて、けれど、読み終わったあとは内容をほぼ忘れてしまう。
ずっとそう感じていました
この本の「今日は何も食べたくない」を読むまでは
娘の一言「おかあさん冷めちゃうよ、はやく食べてきて」の一文に泣かされました。
食べることは切ない
そう感じて…
この感覚、前にもあったぞ?と
辺見庸の「もの食う人々」を読み終わった時に感じた感覚だと思い出しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年5月24日
読了日 : 2016年5月24日
本棚登録日 : 2015年3月20日

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