月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社 (2008年6月20日発売)
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感想 : 9
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ストリックランドが魅力的。語り手である”私”の視点や関係者の話で彼の人物像を浮かびあがらせようとはしてるけども、一向に掴めた感じがしない。それがむしろ良くて、本人の心理描写がないからこそ想像の余地があってこの作品の面白さの一つとなっているのかなと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月5日
読了日 : 2022年11月5日
本棚登録日 : 2022年11月5日

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