クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年4月15日発売)
3.86
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本棚登録 : 4843
感想 : 452
3

次作のクビシメロマンチストがネットの
おすすめに出ていたため、先に1作目を読了。
化物語のアニメは普通に見られたけど小説であのくどい言い回しは人によってはちょっとキツいかも…
話は面白かったけどそこがしんどかった…

■キャラクター
作者独特の皮肉っぽいキャラクターたちと
中2病発言連発の主人公
読んでいて結構こっ恥ずかしい
学生時代に読んでいたら感想は違ったかも…

■トリック
島から出るまでの種明かしは想像の範囲内でそんなもんかぁだったけど、ちゃんと後日談でひっくり返ったのはよかった。
そこまでは読みきれん(笑)

■天才
世の中で言われる天才は奇人・変人と言われることが多いがそれも当然なのだと思う。
何となく皆に合わせようとか人の和を乱さないようになんていう考えは研究を突き詰める上で障害にしかならないだろうし多分本人も眼中に無い。
相川が言うように一つのベクトルにだけ全精力を注ぐことのできる人が天才と言われるんだろう。
元々の頭の作りもあるんだろうけど一つのベクトルに向かい続けることのできる人は少なくとも一種の天才だと思う。



クビシメロマンチストはどのようなネタか気になるので少し間を置いてトライしようと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月25日
読了日 : 2024年3月25日
本棚登録日 : 2022年1月5日

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