火口のふたり

著者 :
  • 河出書房新社 (2012年11月9日発売)
2.69
  • (3)
  • (32)
  • (82)
  • (56)
  • (21)
本棚登録 : 528
感想 : 81
3

離婚をし、起業したものの震災の煽りを受けて倒産寸前になった主人公はいとこの結婚式の為に実家へ帰った。彼らは若い頃付き合っていたのもあり、再会ののち2人の関係は再び戻ってしまう。

震災、放射能被害など実際にあった話に加えて、富士山の噴火があると仮定して物語がかかれていた。が内容のほとんどは官能小説に近い。ただ、こんなにこの人だ。と思える人に出会えるっていいなぁと思った。主人公の浮気や結婚真近の相手と関係を持ったりと女の敵だな。と思いながら読んでいた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年2月14日
読了日 : 2016年2月14日
本棚登録日 : 2016年2月14日

みんなの感想をみる

ツイートする